尿酸値は低くても痛風発作になる?!原因と改善策~まとめ~

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尿酸値が低いと危険なの?

尿酸値が正常値の範囲より高くなり過ぎていると、痛風を引き起こす原因になります。

痛風は一度発症すれば一生治らない病気のため、高尿酸血症は危険とそれていますが、逆に尿酸値が低いとどうなるのでしょうか?

尿酸値が低いと診断されたら心配になってしまうと思います。しかし、体内の尿酸が正常値の範囲で低め程度なら特に問題はありません。
何か病気や問題が起きるのかと聞かれたら、大抵の場合は心配ないといわれるようです。

正常値より引く過ぎる場合は要注意

尿酸が正常値より低い数値を示していることを、低尿酸血症といいます。

病院で低尿酸血症と診断された患者の多くは「腎性低尿酸血症」という病名が付けられるそうです。

腎臓から通常に比べ多くの尿酸を排出されてしまうと、血液中の尿酸値が下がるという現象が起きます。そうなることで、尿酸が結晶化しやすくなるため「尿酸結石」ができてしまい、体内に作られた尿酸結石は、いずれは「尿路結石」を引き起こす可能性もあるようです。

尿酸は高すぎても・低すぎても×

尿酸値が低くなる傾向が高いのは、男性より女性のほうが多いようです。
男性は逆に数値が高くなる傾向が高いため、高尿酸血症を発症する割合が多いとされています。

このように非常に厄介に感じる尿酸ですが、ガンや成人病の原因にもなる活性酸素の働きを防ぐという重要な役割も果たしています。この働きはビタミンCやEも行っているようです。

つまり、きちんと働かせるためには尿酸を正常値に留めておくということが必要になります。

尿酸値が低くなる原因はなに?

尿酸値が低くなる原因は、体内でプリン体が不足していることです。

しかし、プリン体は意識して摂取するようなものではありません。むしろとり過ぎるのは危険とされているので気を付けましょう。

摂食障害を患っている方や、ガンや大病の末期であるため尿酸の生産が上手くいっていない場合、腎臓や代謝疾患に問題があることも原因と考えられています。

また、痛風や高尿酸血症の治療をしている方は、投与されている薬の影響なので問題はありません。

尿酸値の低下を改善するための方法とは

尿酸値が正常の値であり、血液検査や他の診断結果に問題がなければ特に心配することはありません。ただし、基準値より低いというのであれば、専門医に掛かりましょう。

低尿酸血症の方は、尿路結石の心配があるため水分を沢山取るようにするといいとされています。

この方法は女性に多い病気である、膀胱炎や腎盂炎の予防としても有効です。

また、毎年病院で検査を受けることをおすすめします。

低尿酸血症は大病や合併病を引き起こす原因にもなることがあるため、きちんと調べておくと安心ですよ。

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