ワゴンR走行中に異音
ある日、ワゴンＲで走行中に異音発生。
どこから？
前なの後ろなの？
何回か走行テストするとどうやらリアから。
速度30キロからゴーっと異音がする。速度が上がれば段々音も大きくなる。
音楽が聞こえないくらいの騒音である。
タイヤが怪しい
ロードノイズが大きくなった音にも聞こえるため、タイヤを確認。
そしたらすごいひび割れ。製造日確認したら2015年。7年なので交換時期過ぎてますｗ
バーストの危険があるため即交換。
が、異音は変わらず。
ハブベアリングが怪しい
YouTubeやブログで情報収集するとハブベアリングが怪しい。
走行距離ももうじき10万キロ。
実にお金がかかりそうである。
ハブベアリングが故障しているか確認
ハブベアリングが故障している場合の確認方法。
・ジャッキアップする。
・サイドブレーキはかけない。
・タイヤを手で回してみる。
・異音、回りがスムーズか。
・ガタつきはないか。
リアを両方確認すると異音やガタつきはないももの、右リアの回転が明らかに悪い。
同じ力でタイヤを回転させても、右リアは４回転くらいしかしない。
左リアはスムーズに20回転はする。
非常に怪しい。
ハブベアリング交換に必要な工具
素人でハブベアリング交換できるのか、特殊な工具が必要なんじゃないか。
情報収集しまくったのち、できそうな気がしたので必要工具を揃えました。
一般的なソケットレンチは所持しているので足りないものは以下
スーパーツール ソケットレンチ用ソケット 12角 NHS430 差込角:12.7×対辺:30mm
ハブボルトが30mmで必ず必要
WORKPRO 両口ハンマー 3ポンド（約1.36kg） 鉄工・石工・土木建築・解体作業・キャンプ用 木工用ハンマー
トンカチがあれば問題ないが、大きいほど便利です。
ワコーズ 業務用浸透潤滑剤 RP-C ラスぺネC 業務用 350ml A122
定番中の定番、最強の浸透潤滑剤。
KURE 凍結浸透ルブ 1433 480ml
ハブボルト、ハブベアリングがすんなり外せれば不要。でも相当硬いので必要だと思う。
ハブベアリング リア リヤ 2個 左右set スズキ ワゴンR：MC12S/MC21S/MC22S/MH21S/MH22S/MH23S 46860-76G04/46860-76G00/46860-76G02/46860-76G03 46860-76G01
たぶん最安です。純正ではないので安いです。2個セット。
アサヒペン(Asahipen) 超強力パーツクリーナー 840ml
お掃除用。持ってなければ2本ほどあると便利。
ハブリング交換手順
・ジャッキアップして、タイヤ外す。
・ハブリングのキャンプをマイナスドライバーで叩きながら抉るって外す。
・ハブボルトを外す。
・ローターを軽くハンマーでたたく。（簡単に外れる）
・ハブリングを外す。
流れはこんな感じ。
簡単そうでしょ？！ｗ
ハブベアリングを外すのは大変
まず挫折ポイントはハブボルトを外すところ
硬い。
ラスペネで外れるかと思いきや無理ｗ
なので先ほど紹介した凍結浸透ルブ。これで外れました。
外すとこんな感じ。一応パーツクリーナーで綺麗にしました。
外したドラム側
※スペアタイヤにのせてます。
ハブベアリングを固定してあるピンをペンチで外す。
少しパワーとコツがいります。
本来であればスナップリングプライヤーで外したいですが、必要ないと思ったので一般的なペンチで外しました。
EMTOP 4本組 スナップリングプライヤー 穴・軸用 プライヤーセット サークリッププライヤー DIY作業 EPLSC7411
あれば簡単です。
ハブベアリングをプレス機なしで外す方法
整備工場ではプレス機でハブベアリングを外すのが一般的ですが、そんなものありません。
画像のように、木を2本用意して叩くのみ！
ハブベアリングが落ちるだけの高さは必要です。
ハブベアリングは直接叩かず、ハブボルトを外した時に使用したソケットレンチ用ソケット 30mm を上に置いて叩きます。
ここが一番大変。ハンマーが小さいとパワー伝わらずかなりの回数叩く羽目になります。できるだけ大きなハンマーがあれば楽です。
ちなみ休憩しながら1時間は叩きました。はい、手がしびれます。
外したベアリング
ゴムは切れボールが丸見えです。
購入したハブベアリング
純正は裏表ありますがこれは裏表なしです。
純正の場合は、磁石でくっつくほうが車両側。
購入したハブベアリングはゴムパーツの面積が少ないです。耐久性高いのかな。
ハブベアリング取り付けも大変
ハブベアリングを取り付ける場合は、スペアタイヤの４つの穴にハブ側を入れて乗せる。
これによりハブを傷つけず、思いっきり叩けます。
叩くときは均等に。
ここでもプレス機がないので、先ほど外したハブリングを新しいハブべアリングに重ねて叩きます。
最後まで叩くと音がかわります。
あとはスナップピンで固定して取り付けて終了。
まとめ
とにかくハブリングを叩く作業が大変。
ディラーだとリアハブベアリング交換で約5万～
自分で交換すれば部品代3000ほど。
両方交換で約4時間かかりました。（2回目は30分ですみました）
走行中のゴーっという異音はハブベアリング、デフが怪しい。
ちなみに4WDはもっと複雑なためプロにお任せしましょう。
YouTubeに不定期で生活に役立つかもしれない情報を更新してます↓↓↓よろしければチャンネル登録お願いします。
